株式会社CogSmart(本社:東京都中央区、代表取締役:樋口 彰[※1]、瀧 靖之[※2])は、東北大学加齢医学研究所による脳医学の研究成果をもとに、AIにより海馬の大きさを測る脳検査「BrainSuite®(ブレインスイート)」及び海馬育成アプリ「BrainUp®(ブレインアップ)」を開発・展開しています。
[※1] ⽇本法弁護⼠・英国法弁護⼠(Solicitor in England and Wales)/東北⼤学加齢医学研究所 分野研究員[※2] 東北⼤学加齢医学研究所 教授 医師・医学博士/東北⼤学スマート・エイジング学際重点研究センター センター⻑
このたび、バイオメディカル分野における世界有数のスタートアップ登竜門「Biomedical Pitch Competition」の決勝戦にて、ファイナリストに株式会社CogSmartが日本企業として初めて選出されたことをお知らせいたします。
ファイナリストは当社を含めて、17社が選出されています。
ピッチ決勝戦・表彰式は2025年6月14日に(米国東部時間)にアメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジのSimcere Boston Innovation Centerで開催されます。
■「Biomedical Pitch Competition」とは
2022年より開催されており、過去にファイナリストに選出された企業については選出後に大型の資金調達を実施する企業が多いことが大きな特徴です。
※例:
Rapafusyn Pharmaceuticals(タンパク質間相互作用や膜タンパクを標的化する技術を保有する米国スタートアップ)
28M US$(44.8億円)を調達
Myrobalan Therapeutics(脳・脊髄の髄鞘損傷と神経炎症を同時に是正する技術を保有する米国スタートアップ)
24M US$(38.4億円)を調達
等々
主催
Boston Capital Investment Club(BCIC)
アメリカ・マサチューセッツ州の非営利団体で、世界で約1万人のメンバーが在籍。北米・アジア間の資本・技術・人材交流を促進しており、アーリー・グロース段階のスタートアップを資金・事業面で支援。
香港サイエンステクノロジーパーク(HKSTP)
当社は香港政府系研究開発施設である香港サイエンステクノロジーパーク(HKSTP)のバイオテクノロジー系スタートアップ向けの補助金プログラム「Incu-Bio」に、日系企業として初めて採択され、現地での支援も得ながら市場調査・研究開発を進めてきました。
規模
200社以上のVC・製薬企業等が参加
審査員
以下企業より審査員が選出されています。
香港サイエンステクノロジーパーク(香港政府系インキュベーション施設)
Roche Accelerator(スイスの製薬会社ロシュが中国・上海に設置したアクセラレーター部門)
F Prime Capital(1946年創業のアメリカのベンチャーキャピタルで、世界で370社以上に投資)
SOSV(アメリカに本部のある、世界最大級のディープテックに特化したベンチャーキャピタル)
Kendall Capital Partners(MIT・ハーバード・イェールなどの大学発スタートアップうち、アーリーステージのバイオテック領域に特化したベンチャーキャピタル)
PagodaTree Partners(中国・北京とアメリカ・ボストン、シアトルに拠点があり、ライフサイエンス領域への投資に強いベンチャーキャピタル)
Eisai Innovation,inc(エーザイ株式会社の投資事業を担うアメリカ子会社)
ファイナルピッチ・表彰式
日時:2025年6月14日 8:30-17:30(米国東部時間)
場所:アメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジ「Simcere Boston Innovation Center」
URL:https://bcicglobal.org/2025_final_pitch/
【会社概要】
設立:2019年10月
代表者:代表取締役 社長 樋口 彰、代表取締役 最高科学責任者 瀧 靖之
本社:東京都中央区日本橋本町 3丁目 8番 5号